デジタルサイネージの導入時に注意すること

デジタルサイネージを導入したいと思った時には、まず使い方を明確にする必要があります。どこでどのような情報を表示したいのかということです。例えば店舗の前に1台だけ置いて呼び込みのために使うことや複数の場所に置いて、対象者に最新の情報を伝達したいなどです。この用途によって、必要な設備が変わってきます。

デジタルサイネージは電子データを表示するもので、切り替えをして一定時間で複数の情報を発信することも可能です。必要な設備としてモニターとSTBがあります。モニターは専用のものではなく、パソコンで使っているようなものやテレビでも利用可能です。大きさも重要で、看板のように遠くの人に見せるような場合は大きなものが必要になります。

掲示に使うようなものならA4サイズよりも大きければ問題ないでしょう。複数のデジタルサイネージを使うような時には、ネットワークでクラウドに接続できるSTBが便利です。STBにデータを入力する時にクラウドを使えば場所を選ばず、接続されているデジタルサイネージを全て同時に表示を更新することが可能です。これは施設内の掲示などいろいろな場所に設置されているようなものや、企業の拠点など全国に複数あるような場合にとても便利です。

情報の更新に時間も労力もいらないので、短時間で伝達することができます。このようにどこに使うかによって、大きさやデータの更新方法などに合わせたシステムを選ぶ必要があります。